CFDの取引銘柄とは?
CFD取引では、多彩で豊富な銘柄を取引できることが魅力の1つとなっています。
その豊富な銘柄とは一体どういったものがあるのでしょうか?
CFD取扱い業者によって、取扱商品は変わってきますが、
現物株なら国内はもちろん、海外の現物株、株価指数、債券、コモディティ等さまざまな商品が存在します。
ここでは、CFDの取引銘柄についてCFD初心者にも分かりやすくご紹介していきますね。
株式CFD
証券CFDで1番人気の商品がこの株式CFDです。
【日本国内の銘柄】では、東証一部上場の225銘柄の取引が可能。
【海外の銘柄】では、4000銘柄を肥える世界各国の上場株式(アメリカ、ヨーロッパの先進国や、インド、中国
ブラジルなど、新興国の株式)や、ETF銘柄の取引が可能です。
経済の情勢をしっか見極め、さまざまな国へ分散投資が出来ることがメリットですね。
通常の株式取引と同様に、売買価格が差益なので、日本の株取引経験者ははじめ易いかもしれません。
欧米だけではなく、通極やブラジルなどの市場へも簡単にアクセスすることが出来ます。
株経験のあるCFD初心者は、この株式CFDから試して、CFD取引の感覚を掴んでみるのがいいでしょう!
※CFD取引業者によって、取扱銘柄数が違いますので、ご自分のやってみたい銘柄などがあるかなど
取引銘柄のチェックをしてみてくださいね。
株価指数CFD
投資初心者が最も取引をしやすいのがこの株価指数CFD。
株式指数CFDとは、各国の主要株価指数の値動きを反映したCFDです。
株価指数とは、株価の変動を確認できる指数になりますので、
各国市場の動向や世界経済の方向性を考える上で欠かすこ とのできない情報なのです。
日本では、日経平均株価の値動きを反映するCFDが取引可能です。
さらに夜間の取引が可能というのが嬉しいメリットですね。
テレビやニュースでも聞いた事のある、NYダウもこの株価指数CFDになります。
NYダウは人気があり、動きがあって変動幅を狙えるドイツのダックスも人気があるようです。
基本的に株価指数CFDは、値動きがそれほど大きくなく、短期間で大きな損失を出す心配がありません。
ですので、株式CFDはまだちょっと・・・という、
CFD初心者は各国の株価指数CFD取引からはじめてみるものいいかもしれません。
各国の値動きの体験や、日本と海外との違いを感じる事が出来ると思います。
※各CFD取引業者によって、取扱銘柄数が変わりますので、チェックしてみてくださいね。
限月CFD(株価指数先物CFD)
限月CFDとは、主に海外の取引所に上場している、株価指数先物や債券先物が取引対象です。
各市場の株価指数先物銘柄(レギュラー及びミニサイズ)10銘柄以上を取引できます。
シカゴ(CME):日経225先物
シンガポール(SGX):日経225先物
米国:NASDAQ100先物・S&P500先物・ダウ先物など
限月CFDは取引期限がある債券先物銘柄が対象となる取引ですので、最終取引決済日の前営業日までに
保有ポジションの決済をしておいた方がいいでしょう。
※各CFD取引業者によって、取扱銘柄数が変わりますので、チェックしてみてくださいね。
業種別指数CFD
業種別指数CFDとは、株の銘柄を個別に選択したり日経平均などのようにあらかじめ決まった指数ではなく、
業種別に取引が可能です。
そして、業種別指数CFDでは、株式銘柄を【石油・天然資源】、【鉄鋼】、【金融】、【電気・ガス】、
【サービス】・・・
というように業種別に分類しているので分かりやすく、選びやすくなっています。
取引手数料は複数の株式をいくつも売買する必要意が無いので、無料となっています。
世界的に人気の高まっている銘柄タイプですので、挑戦してみるのもいいかもしれません。
※現在は、CMC Markets Japanのみで扱っている銘柄になるようです。
債券CFD
債券CFDとは、国が発行する債券の値動きを反映するCFDです。
日本はもちろん海外の債券(国債)をCFD取引することが可能です。
満期日が無く、自動的に繰越されるので管理がシンプルになっています。
※各CFD業者によって取扱銘柄など変わりますので、チェックしてみてくださいね。
コモディティ(商品先物)CFD
コモディティとは、商品という意味で、日本では「商品先物」と呼んだほうが分かりやすいかと思います。
商品先物に関連したCFD取引・・・金や原油・大豆・小麦などの加工されていない一時製品を
満期日なしで、銘柄によりますがほぼ24時間取引することができます。
従来ののコモディティ取引は、東京、ニューヨーク、シカゴ、ロンドンなど世界各国の主要都市で別々に行われ、
各国の市場でしか取扱いがない銘柄が存在したり、各市場で値動きもばらばらと、投資家にとって難しい商品でした。
ですが、コモディティCFDは、世界中のコモディティ取引を一つにまとめて取引が出来るので、
従来はアメリカでしか取引されていなかった、WTI(原油先物価格)などにも投資が可能になりました。
アメリカやイギリスなどの市場の価格で取引になり、銘柄によっては米国ドル建てで取引することが可能です。