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相対(あいたい)取引とは?

取引にもいくつかの種類があります。

株式などは、東京取引所や大阪取引所など、全国に株式上場をしているところでの取引ですので、
取引所の値段で取引されます。

CFDの取引に関しては相対取引といって、業者と投資家間の取引になります。

相対取引の良いところ

相対取引は、自分で価格を選ぶことができるということですから、
この業者のこのCFDを取引しようという選択をすることができます。

別に何社と取引を行っても良いわけですから、自由な取引が可能ということになります。

業者としては、この取引で儲けを出すわけですから、
どれだけ投資家に還元しているかという手の内まで見られることになります。

ここは安いぞというようなことでの選択でも良いということになります。

ただし、日本で公正という面ではまだ未成熟のCFD市場ですから、CFDに関してはこれからという気もします。

FXも盛んに行われていますが、
前までは相対取引のみの扱いだったことを考えれば、CFDも絶対取引になる日もそう遠くはないかもしれません。

現在は相対取引のみのCFDで、良いところを投資家が選ぶことができるというメリットを大いに活かし、
良い条件で賢く儲けるということが良いでしょう。

業者を選択する際に、危なくないところというのは当然ですが、やはり話題になっているような業者や
ネームバリューのあるCFD業者が今のところ安心であるということができるのは確かです。

相対取引に新風

CFDは業者との個人取引ですが、2005年に「くりっく365」ができました。

くりっく365は公的な取引所であり、ここを仲介して取引をする業者とは、絶対取引になります。

公的な取引所ということで保証金なども保証されていますから、安全な取引をすることができますし、
税制も一律20%ですから、かなり儲かったとしてもお得になっています。

ただし、デメリットとしては取引の種類が少ないこと、レバレッジの幅が小さいことなどが挙げられ、
手数料も少し割高になっています。

安全とデメリットの兼ね合いが非常に難しいところですが、
安全にいくか、大きく挑戦するかというところもCFD取引を行おうとする人の意思にかかっています。

相対取引で条件が良いときは良いのですが、業者がいつも良い状態であり続けるとは限りませんし、
保証金が全くなくなるという危険性も大いに考えられるところです。

ですから、CFDを相対取引で行うにあたっては、安全な資金による安全の運用を心がけることはもちろん、
必ずリスクに対する覚悟も必要になってきます。