ポジションとは?
ポジションとは、自分がいる位置ということです。
現在どのようなCFD取引をしているのか、何に対して証拠金を預託しているかという「位置」を指します。
「100万円売りのポジション」というと、100万円売りのCFD取引をしているということです。
危ないポジション
「危険なポジション」というと、分散投資に向いているCFD取引を指すことがあります。
分散しすぎて自分のポジションがわからなくなってしまうという場合です。
少額で損をしないように分散投資をすることは良いのですが、証拠金以上の価値を持たせるように
レバレッジを効かせている場合が問題です。
利益があがっている場合については大丈夫であるのですが、損が膨らんでいる場合になると、
どうすることもできなくなるという事態に陥ります。
ですから、自分のポジション、持っているCFD取引の内容については常にチェックしなければなりません。
特に短期投資を考えている方は、その場その場の決済が重要ですから、危険なポジションになる前に、
損が大きくなる前に何とかしなくてはならないということを常に考えておきましょう。
長期投資の場合は、実際にCFD取引をすることができる余裕資金をすべて投資するのではなく、
小額でのCFDポジションを持つことをおすすめします。
分散投資は大切ですが、ポジションの確認だけは確実に行いましょう。
売りと買いの両方を行うことができるCFD取引ですから、ポジションもしっかり見極めることが大切です。
ポジションの確認
CFD取引におけるポジションというものは、取引をしているという状態です。
決済する前の状態のことをいいますから、取引画面上にいる位置がポジションということになっています。
このポジションがあることで、良いことと悪いことがあります。
業者によって言葉は変わりますが、翌日にポジションを持ち越すことによって、
ポジションの損益とは別の損益を生むということがあります。時には利益、時には損ということです。
では、損をわざわざ持ち越すのかという疑問が出てきますが、例えば100円の損であったとして、
持ち越すことによって1万円の利益が上がるとすると、損を承知でそのポジションで翌日まで持ち越すということです。
長期投資の場合は、このポジションによっては損益が大きく変わりますから、まずはCFD取引をする前に、
自分のポジションでどうなるかという計算をすることです。
ポジションをその日で決済すると、持ち越しによる損益はありません。
損をしてでもポジションを保つかどうかという見極めは結構な勝負ということになりますから、そこは腹を決めましょう。