店頭取引とは?
店頭取引は字の如く、業者の窓口で取引を行うことをいいます。
CFDについて店頭取引は行われていません。
今や金融商品の取引はインターネットが主流となっていますから、これからもCFDの店頭取引は行われない
のではないでしょうか。
CFDと店頭取引
株式取引などは、現在でも証券会社の窓口で行われている姿がありますし、
証券会社のショーウィンドーでは株価の動向が取引時間中、刻々と映し出されています。
しかし、CFDの取引に関しては、これらの数字を見ることはできません。
なぜなら、CFDの店頭販売は行われていないからです。
既に株式取引においても、店頭取引よりもパソコンや携帯電話でのオンライン取引が主なものになっていますから、
店頭取引のニーズそのものも少なくなってきているということができます。
ただ、アドバイスがほしいという場合に店頭取引はとても便利です。
取引に関しての情報などを入手する場合において、
インターネット上で行うよりも人間による回答を得ることができることによって安心するという方もいることは確かです。
昔から大口で株式の取引を行っている方などは、断然店頭取引の方が良いと答えるでしょう。
しかし、CFDに関しては、インターネット上で取引をするしかありません。
ただし、チャートに関する情報は得られませんが、わからないことがあれば、
CFD業者のサービスセンターなどにメールや電話で連絡することができるところもあります。
店頭取引の良し悪し
証券会社というと、多くは都市部に固まって分布していますが、
今や株式やFXなどの取引はオンライン取引が主流ですから、地方や畑の真ん中でも取引することはできます。
これが、証券会社の店頭取引だけでしか行うことができないということになると、
都市部の一部の人たちだけの取引となってしまいます。
店頭取引だけがずっと行われているとしますと、今のような金融取引人口の増加はなかったでしょうし、
最近になって日本で開始したCFD取引も全く行うことができないということになります。
というのも、CFDはすべてインターネット上での取引となっているからです。
ネット取引による金融商品の広がりが、日本でのCFD取引を可能にしたということができます。
店頭販売の良さは、人と話すことによる安心感であり、
インターネット上での取引はすべてが自分の意思次第ということになります。
しかしそれは、人のせいにするのではなく、自己責任において自分のお金を動かすわけですから、
たとえ店頭取引だとしても、業者が操作するわけではありません。
CFD取引において不安を感じたときは、
ポジションを小さくする、少し休止してみるというコントロールがとても重要です。