含み損益とは
投資に関して使われる言葉で「含み益」、「含み損」というものがあります。
損益には違いないのですが、実際の自分の財布には反映されないものです。
あくまでも取引上の決済前の損益ということで、『含み』損益という言葉をつけています。
CFD取引の含み損益
CFD取引は、原資産の数%から数十%にあたる証拠金を預け、値動きによって損益が決まるものです。
「含み損益」は取引最中の損益を指します。
今は損をしているけれど、もう少し待てば利益になるというという場合も投資にはよくあることです。
自分が狙った取引で100%その通りに動くという方はまずいません。
また、利益になっていて、このまま利益が増えるだろうと決済をしないでいると、
反対に値動きで大きく損をしてしまうということもあります。
CFD取引をしていて、実際に原資産に証拠金を預託した時点で、ポジションを持つということになりますが、
持っている間の損益のことが含み損益です。
含み損益を抱えた場合、その後の読みが大切になってきますが、そのときには株式や債券などの動向と同時に、
世界の情報ももとにした分析が必要です。
投資のスタイルとして大きな利益を一度で目指すか、小さな利益を数多く出すかということになりますが、
それぞれのスタイルに合わせた含み損益でうまく調節していきましょう。
損が大きくなると、証拠金のほかに追加資金が必要になってきますから、
あくまでも余裕資金でCFD取引を行うことが大切です。
含み損益を狙う!
含み損益とは、ポジションしているそのときの損益です。
似たような言葉で「評価益」、「評価損」といった言葉がありますが、意味としては含み損益と変わりません。
例えば10,000円でCFD取引を始めて11,000円になったという場合、決済をすると単純に1,000円の利益ということになりますが、今は決済をせずにもう少し待とうという場合、決済を待っている間の利益が含み益ということになります。
しかし、意味合いが人それぞれとなるのが「含み」は損益に当たるかということですが、
短期投資の方ですと決済までの時間が短いため、実際の損益に入れるということもあります。
長期投資の場合、含み損益は長い目で見ているという方が多いようです。
そのうち良い状態になるという心づもりで見ていなければ、CFD取引の長期投資を行うことは難しいでしょう。
先物取引のような決済期間が決まっていないCFD取引ですから、
含み損益を加味しての長期投資ということも味なものかもしれません。
どちらがどうというのではなく、自分の投資スタイルを見極めることが大切です。
まずはCFD取引をしてみて、できるだけ含み損益の含み益をたくさんほしいものです。
リスクと隣り合わせのCFD取引ですが、まずは少額投資から始めてみましょう。